DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

日本よりも人口が多く, 人口密度も大きな国 バングラデシュ

 今回はバングラデシュについて書いて行きたいと思う。

目次

1. バングラデシュ

1.1 バングラデシュとは

 バングラデシュ(Bangladesh)とは南アジアの国であり、インドの東側に位置している。そして、バングラデシュは元々はインドの一部であったが宗教上(インドはヒンドゥー教, バングラデシュはイスラム教)の関係からパキスタンと共に分離独立する形となり、東パキスタンと呼ばれるようになった。

 しかし、バングラデシュとパキスタンではインドによって東西に分離されている上に言語もパキスタンがウルドゥー語, バングラデシュがベンガル語と異なったため、摩擦を起こすようになった。そのため、バングラデシュは東パキスタンからバングラデシュと言う名称に変わる形で独立するようになった。

 以上がバングラデシュの大まかな歴史であり、宗教, 言語の違いから摩擦を起こす形で独立するようになり、これはバングラデシュ以外の地域でも起きている問題である。

 けれども今回話したい内容はバングラデシュと日本との共通点であり、実を言うとバングラデシュと日本には非常に似通った点が2つもある。それは国旗と人口密度であり、両方とも日本と非常に共通点が多い。

 では、初めに国旗について書いて行きたいと思うがバングラデシュの国旗は日本と同じように日の丸であり、違いは背景の色が白か緑かの違いである。

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 日本の国旗(左)は日の丸で有名だがバングラデシュ(右)も日本と同じ日の丸であり、違いと言えば背景の色日の丸が中心から少しずれているぐらいである。一見するとバングラデシュの日の丸は中心にあるように見えるが良く見てみると左側に少しずれており、これはじっくり見てみると明白である。それに対して日本の日の丸は中心に位置しており、この点でバングラデシュと日本の日の丸は異なっていると言える。

 また、背景の色についてだがバングラデシュの緑色はイスラム教を象徴する色であり、全てのイスラム教の国の国旗が緑と言う訳では無いが(トルコの国旗は赤色)トルクメニスタンやパキスタン等のイスラム教の国の国旗の背景は緑色となっている。他にイスラム教の象徴としてあるものは月と星であるがこちらはバングラデシュには見られないものであり、反対にトルコやパキスタンなどに見られるシンボルとなっている。

 このようにバングラデシュは日本と国旗の形は多少の違いはあるものの非常によく似たものとなっており、バングラデシュは国旗が日本と似ていることで有名なほどである。

 では、次にバングラデシュの人口と面積について書いて行きたいと思う。

1.2 人口密度の大きな国 バングラデシュ

 バングラデシュは国旗が日本と似ていることで有名でが人口密度が非常に多いことでも有名である。バングラデシュの面積は日本の国土面積の半分に満たないほどの狭い国であるが人口は日本の人口を上回っており、日本よりも国土面積の狭い国の中では唯一日本の人口を上回っている国である。

 日本よりも人口の多い国は中国, インド, アメリカ合衆国, インドネシア, ブラジル, パキスタン, ナイジェリア, バングラデシュ, ロシア, メキシコの10か国があり、驚くべきことにバングラデシュの人口はロシアよりも多い。

 更にこれらの国家の面積はバングラデシュ以外は日本よりも大きな国ばかりであり、特にロシアに至っては日本の国土面積の45倍もあるがバングラデシュだけは面積が非常に狭く、北海道の倍も無いほどである。

 では、日本よりも人口の多い国の面積と人口, および人口密度について書いて行きたいと思う。

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※人口と増加率は最新のデータ、面積はWikipediaを参照した。

 バングラデシュは面積が小さい割に人口が多いため、人口密度は他の国家と比較してもかなり多く、1,000人/㎢を上回っている。更にこの人口密度はロシアの100倍以上もあり、言い換えるとロシアの100分の1以下の土地にロシアの人口を超える人数が居住している計算となる。まあ、ロシアの大半は冬の気温が極端に低いシベリアだから低くて当たり前であるが...

 また、意外かもしれないがインドの人口密度は日本の人口密度を上回っており、更に人口増加率もかなり大きいので近い将来中国の人口を追い抜き、世界一の人口を有する国家となると推測できる。それに加えてバングラデシュの人口増加率もインドに匹敵するため、今後はバングラデシュの人口はますます増えていくようになると考えられるが順位は上がる可能性は低いと考えられる。

 その理由はバングラデシュよりも人口の多い国はいずれも人口増加率の大きな国であり、特にナイジェリアに至っては2.61%と非常に大きな値となっている。

 その一方で日本の人口増加率はマイナスであるため、ナイジェリアとは裏腹に日本の人口は減少していくようになり、それはロシアにも共通していることである。

 このように日本の人口密度は非常に大きいもののバングラデシュと比較すると小さめであり、今後は人口増加率の関係上から更にその開きは大きくなると考えられる。しかし、日本とバングラデシュは面積の割に人口が多いことには変わりは無く、人口の多い国の中では面積が狭いという共通点がある。

2. バングラデシュの気候

2.1 低緯度の国

 バングラデシュは国土面積が狭い上に正方形に近い形をしているため、地域による気候さはあまりないと言える。その上、バングラデシュは回帰線が中心をとおっているため、日本と比べると緯度が低く、南部が熱帯気候, 北部が亜熱帯気候となっている。

 更に緯度が回帰線を通っているため、明白な雨季と乾季の存在している気候となっており、バングラデシュの気候は熱帯性のサバナ気候(Aw)と亜熱帯性の温帯冬季少雨気候(Cwa)が主となっている。そして、これらの気候は冬場に乾季のある気候であり、雨季である夏場の降水量は非常に多くなっている。

 では、ここからはバングラデシュの都市の雨温図について書いて行きたいと思う。

2.2 首都ダッカ

 バングラデシュの首都であるダッカ(Dhaka)は人口のが多くて面積の狭い国の首都であるだけに非常に人口の多い都市であり、その人口は市域だけで1,400万人以上, 都市圏に至っては2,000万人を超えており、世界的に見てもトップレベルの都市となっている。

 そして、先ほども書いたようにバングラデシュは人口増加率の高い国であるため、今後もこの人口は増していき、将来的には世界最大級の都市となると考えられる(今でも最大級であるが)。

 しかし、気候は日本の気候とは大きく異なっており、年中気温の高い熱帯気候となっている上に雨季と乾季の差が激しい気候でもある。

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 ダッカの最寒月の平均気温は19.1 ℃と18 ℃以上なので熱帯気候に属しており、更に雨季と乾季の降水量の差が激しいため、ダッカはサバナ気候(Aw)に属している。

 そして、ダッカの気温に注目してみると3月から10月にかけての気温はほとんど変わっておらず、平均気温は30 ℃こそ超えないものの長い間にかけて夏であり、12月ぐらいになると気温が若干下がるものの冬と言えるほどの気温ではない。

 そのため、ダッカは長い夏と短い春がある気候となっており、インド付近ではこのような特異な気候が良く見れらるのである。

 その理由は雨季と乾季が明白であることに起因しており、ダッカの雨季は夏場であるため夏場の気温がそこまで上がることは無く、結果として日本で言う春から秋にかけての気温がほぼ一定になるのである。

 そして、この雨季と乾季が起こる原因は亜熱帯高圧帯の移動によるものであり、ダッカの場合は冬場になると亜熱帯高圧帯の影響を大きく受けるため乾季となり、反対に夏場になるとモンスーンの影響が大きくなるため、雨季になるのである。

 ちなみに亜熱帯高圧帯とはサハラ砂漠やアラビア半島を乾燥させる要因となっている高気圧のことであり、大気の循環によって生じるものである。そして、この亜熱帯高圧帯は季節によって上下するため、亜熱帯高圧帯の中心部分よりも低緯度の部分は冬場にかかるため、冬場に乾燥し、反対に高緯度の部分は夏場にかかるようになる。

 このようにダッカはインドの典型的な気候となっており、夏場になるとモンスーン, 冬場になると亜熱帯高圧帯の影響が大きくなる気候となっている。

2.3 亜熱帯冬季少雨気候, マイメンシン

 マイメンシン(Mymensingh)はダッカよりも若干北に位置している都市であり、ダッカと比較するとかなり小さいがそれでも人口が100万を超える大都市である。そして、ダッカの最寒月の平均気温は19.1 ℃と18 ℃を超えてるため熱帯に分類されるがマイメンシンは最寒月の平均気温が17.5 ℃とギリギリではあるが熱帯の基準を下回っているため、熱帯では無く温帯に分類されている。

 しかし、これは普通の温帯にしては暑すぎるので温帯の中でも冬の気温が高い亜熱帯に分類されている。

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 マイメンシンの気候はダッカに似ているがダッカよりも若干気温が低く、最寒月の平均気温より温帯冬季少雨気候(Cwa)に属している。この気候の大半はサバナ気候の中でも冬の気温が少し低めの亜熱帯気候が属しているがソウルのように冷帯に近い気候(最寒月の平均気温がマイナス2.4 ℃)もこの気候に属していることもあり、こちらは冬場の気温が若干高い冷帯が属している形となっている。

 そのため、同じ温帯冬季少雨気候でもマイメンシンとソウルでは全く異なっており、マイメンシンの場合は亜熱帯冬季少雨気候(亜熱帯夏雨気候), ソウルでは亜冷帯冬季少雨気候と言う呼び方のほうが適していなくもない。

  このようにバングラデシュの気候は総合的に見ても高温であり、夏場に雨季がある典型的なインド型の気候となっている。

 以上、バングラデシュについてでした。

 

参考文献

人口と面積

Country in the world by population (2018) (人口, 人口増加率)

http://www.worldometers.info/world-population/population-by-country/

List of countries and dependencies by area (面積)

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_and_dependencies_by_area

気候

Dhaka Wikipedia 3.2 Climate (ダッカの雨温図)

https://en.wikipedia.org/wiki/Dhaka

Mymensingh Wikipedia 2. Geography and Climate (マイメンシンの雨温図)

https://en.wikipedia.org/wiki/Mymensingh

 

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