DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

動物の捕食以外の行動と復讐の必要性

 今回は動物の生存と復讐について書いて行きたいと思う。

目次

1. 動物の争い

1.1 動物の捕食以外の争い

 動物は一般的に必要以上に殺さないと言われている。しかし、一部の野生動物にはその行動に当てはまらないものもおり、例えばライオンはハイエナを特に捕食するわけでもないのに殺すことがある。

 この理由はハイエナが競争相手となる危険性があるからだと言われており、ハイエナが多いと自分が負ける危険性があるからである。

 このように動物の中には捕食する必要も無いのに殺すものもおり、この行動は以下の様な要因が考えられる。

  1. 競争
  2. 防衛
  3. 復讐

 その中で1と2は生きるために必要な行動と言えるが明らかに3は必要な行動では無く、無くても生きていくことは可能である。

 しかし、このことは今回の話で重要であるため、初めは1と2について書いて行きたいと思う。

1.2 動物の競争

 動物は異種間でも同種間でも競争が多々行われており、この競争は生きるために必要な行動である。

 野生の世界では食料が非常に限られており、特に肉食動物ともなるとそれは顕著となる。例えばライオンは何日も食料にありつけなくなることが多々あり、このままだと餓死をする危険性が高いので他の動物から獲物を奪い取る、または競争相手を減らす必要がある。

 この行動こそが先ほど書いたハイエナを殺す行動につながっており、これはハイエナと言う競争相手を減らさなければ餓死をする危険につながるからである。

 そのため、ライオンは先ほどはハイエナを捕食しないと書いたが空腹時には捕食することもあり、実際にこのような行動はそこまで珍しくは無い。

 また、群れを形成する動物はリーダーをめぐる争いも行われており、これも群れを率いる上では必要であるため、生きるための行動とも言える。

1.3 防衛

 野生の世界はいつ殺されるか分からないほど過酷な世界であるため、草食動物でも相手を殺すことがあるほどである。例えば肉を食べることもあるが基本的には草食動物であるカバはアフリカで最も死亡事故が多い動物であり、この理由はカバの警戒心の強さに起因している。

 カバは非常に巨大であり、2 tほどの体重を有しているが狩りをすることは基本的には無く、たまに死肉を食べるぐらいである(近年狩りをするカバも良く報告されているようだが)。

 そのため、カバは基本的に他の動物を捕食目的で襲うことは無く、防衛のために殺しているだけである。例えばカバがワニを襲うことは多々あるがこれはカバがワニから子供を守るために行っており、実際に子供が近くにいるカバは非常に凶暴である。

 そのことが原因でカバによる死亡事故が多く、カバに襲われる原因は不注意が大半を占めている。

 また、カバ以上に防衛意識の強い動物も存在しており、その動物とはヒクイドリである。ヒクイドリは草食性の飛べない鳥であり、警戒心が非常に強いことで知られている。

 どれほど警戒心が強いかと言うと一度危険な相手として見なした場合は自身が安心できるまで攻撃するほどであり、逃げても追いかけてくるほどである。これはゴキブリが家に出た時に執拗に探して潰そうとすることと同じであり、ヒクイドリは脅威となる相手が自身のテリトリーからいなくならないと安心できないほどである。

 このように警戒心の強い動物は安心するまで相手を攻撃する傾向があり、このことが動物の死亡事故につながるケースとなる場合がある。むしろこのケースの死亡事故は非常に多くのマジョリティーを占めており、これは捕食とは無縁の行動であるが生きるためには必要な行動とも言える。

2. 復讐

2.1 復讐の不必要性

 カラスは身近にいる動物の中では最も復讐を行う動物であり、カラスに石をぶつけた3日後にカラスに襲われたという事例もあるほどである。

 しかし、復讐と言う行為は生存には不必要であり、実際に復讐をしなくても生存に影響することは無い。むしろ、復讐と言う行為は自身を危機にさらすことが多く、復讐するということは危険な相手に立ち向かう必要がある。

 そのため、復讐のせいで命を落とすことも多く、実際に世界中で行われてきた戦争の中には復讐が原因となっているものも数多くあるほどである。

 そして、復讐と言う概念は恨みの感情を持たなければ成り立たないものであり、この感情は比較的高度な感情とも言える。恨みの感情は自身をひどい目にあわした相手を痛みつけなければ気が収まらない感情であり、ある意味では怒りの感情の延長線上とも言える。

 しかし、この恨むの感情は自身も相手も危機にさらす感情であり、両者がこの感情を持っていると復讐が繰り返されて、最終的には自身も相手も滅ぼすようになる。

 このように恨みの感情は自身を滅ぼす危険性の高い感情であり、これは自身の遺伝子を後世に残していくという生物の摂理に反している。そして、このことについては例を挙げて書いて行きたいと思う。

2.2 象の復讐

 象は復讐をすることがあり、群れの仲間を殺した相手を数週間後に殺した事件もあるほどである。例えばインドで母親象を殺した村人が数週間後に象の群れに殺された事件もあり、更にその5年前には小象を殺した村に群れで侵略襲撃し、数多くの村人を殺した事件もあるほどである。

www.epochtimes.jp

 しかし、これは先ほど書いた防衛の部分に当てはまっており、もしその村人を殺す、または村に攻め入らなければ再び自身の群れに脅威が及ぶ可能性が高く、これは生きるために必要な行為である。

 けれども中には特に生きる必要も無いのに復讐する事例もある。それはアフリカのサバンナで起こった事件であり、雌ライオンがいなくなったところを見計らい、象がライオンの子供に自身の臭いをつけていったことである。ライオンは象の臭いのついた子供を仲間に入れない性質を持っており、この象に臭いをつけられたライオンは当然群れのライオンたちにのけ者にされ、後は死を待つだけである。

↓ URL

https://www.facebook.com/notes/isamu-watanabe/アフリカの大草原で繰り広げられる%EF%BD%84%EF%BD%8E%EF%BD%81の防衛本能/276926735714887/

 そこで注目していきたいのがわざわざ嫌がらせに近い形でライオンを苦しめようとする象の行動であり、象ほどの力があればライオンの子供などどうにでもできるのである。

 しかし、象はライオンの子供をあえて殺すことも無く、わざわざこの行動だけのために近づいて行き、明らかにライオンを苦しめるために行っているようにしか見えない。

 これは当然ではあるが防衛でもなんでもなく、ただ嫌いな相手を苦しめるための行動であり、生きるために必要な行動とは言えない。実際にバッファローの場合はライオンの子供を殺しており、これは後の脅威を振り払うために防衛とも言える。

 このように象は相手を苦しめるためだけにライオンに体液を振りまいており、これは人類の負の側面に酷似している。

 更に、インドの村では象が失恋の八つ当たりとして村を襲撃する事件も多発しており、これは明らかに生きるために必要な行動では無く、単なる腹いせに過ぎない卑劣な行動である。

 このように象は一般的には良い動物のようにも思われているが実は人類以外で唯一の「生きるため以外で殺す動物」「卑劣な嫌がらせをする」動物である可能性も高い。

 一応カラスも車に糞をするなどの明らかに生きるために必要の無いことをするので卑劣な嫌がらせをするという点では当てはまっているが...

 以上、動物の復讐とその必要性についてでした。