DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

ハイエナはどのような動物か? 実はそこまで悪くは無く...

今回はハイエナについて書いて行きたいと思う。

ハイエナと言うとあまり良い印象を持たない動物であり、どちらかと言うと悪い印象を持ちがちであるが実際にはそこまで悪い動物ではない。

 

1. ハイエナとは

ハイエナはアフリカの生息しているネコ目の動物であり、肉食獣の中では比較的有名である。

そして、ハイエナは日本語でも外来語由来の「ハイエナ」が使われているが実は日本語名も存在するが少し他の動物について書いて行きたいと思う。

例えばライオンは日本語では獅子、バッファローは水牛と言うがどちらかというと日本語ではないほうが使われている。

では、ハイエナは日本語では何というかというと「タテガミイヌ」であり、日本語では犬に分類されている。

確かにハイエナは外見だけ見ると犬のようにも見え、犬に近縁な動物のようにも思えるが実際には犬ではなく猫のほうに近縁であり、生物学的な分類では「哺乳網ネコ目ネコ亜目ハイエナ科に分類されている」

このようにハイエナはネコ目の後はネコ亜目となっており、ネコ目は初めにイヌ亜目, ネコ亜目の2通りに分けられ、ハイエナはネコ亜目に分類されている。

そして、ネコ亜目からは更に「キノボリジャコウネコ」「ジャコウネコ」「ネコ」「ハイエナ」「マダガスカルマングース」「マングース」の6科に細分化され、ハイエナはこの中でも特にジャコウネコやマングースに近縁な動物である。

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系統的には上手になっており、初めにイヌ亜目とネコ亜目に分かれることとなるが「犬」と呼ばれる動物は普通はイヌ亜目に分類されるがハイエナの場合はネコ亜目に分類されるので猫に近縁な動物である。

しかし、ネコ科と近いかというとそこまで近いわけでは無く、比較的初期のほうでネコ科とは分離している。

けれどもやはりハイエナは犬のような外見に反して猫に近縁であるという事実は本当であり、「タテガミネコ」のほうが名前的にも近いと思う。

 

ここまではハイエナの分類について書き、猫に近いのにもかかわらず「犬」の名を関しているのはおかしいと思うが「目」がまだ同じだから良いと思う。

ここで本当におかしいのはカバであり、カバは偶蹄目にもかかわらず漢字表記では「河」となっており、馬は奇蹄目にもかかわらず何故か偶蹄目のカバに馬の名があるぐらいである。

しかも、カバの語源はギリシャ時代にまでさかのぼり、英語の「Hippopotamus」のHippoは馬、Tamusは河を意味しており、これは古代ギリシャ語に由来している。

つまり、カバは英語でも河の馬を表しており、何故か日本人はこれを無理やり日本語訳をした「河馬」という名称を使っているのである(野球も何故かベースボールではなく日本語の野球が使われているが...)。

何故に古代人はカバが馬に見えたのだろうか...?

 

 

 

2. 誤解されがちなハイエナ

ハイエナと言うと全動物の中でもトップクラスに悪印象を抱かれている動物であり

  • 獲物を横取りする
  • 死肉を漁る

などのイメージが持たれており、実際にサザエさんの某キャラクターはネット上ではハイエナと呼ばれているほどである。

このようにハイエナは小悪党のような印象があるので嫌いな不動物の項ではハイエナが挙がりそうであるが実際にはハイエナはそこまで悪い動物ではない。

 

では、ハイエナは獲物を横取りしていることが無いかというとそうでは無く、確かにチーターや時にはライオンの獲物を横取りすることもあるが自然界ではそのようなことは日常茶飯事であり、何もハイエナに限った話しては無い。

そして、逆にハイエナのほうも獲物を横取りされることも多く、反対にライオンやカバから横取りされていることもある。

※ライオンはハイエナ以外にもチーターからも横取りすることが多く、むしろライオンのほうが横取りしていることが多いぐらいである。また、カバは基本的には草食であるが時折肉を食べることもあり、その時は主にワニから横取りをしているがライオンやハイエナからも横取りすることもある。

また、実はハイエナはライオンと違い狩りが上手く、ライオンの狩りの成功率は半分を大きく下回っているがハイエナの場合は半分ぐらいは成功しているのでハイエナは楽して相手の手柄を取る狡猾な動物とは言えず、逆にライオンのほうがハイエナをしているのである。

 

更にハイエナは獲物を横取りするイメージが強いと書いたがそれ以外には死肉を漁るイメージがあり、これも当然悪印象となるが実はハイエナは胃が非常に丈夫であり、ハイエナではないと死肉を食べられないこともあるほどである。

更にハイエナは動物の骨をも食べることもあるが実はハイエナの噛む力はライオンよりも小さいのにもかかわらずライオンと同等であり、骨をもかみ砕くことができる。

つまり、ハイエナが死肉や骨を食べる理由はハイエナの噛む力が非常に強いことと胃が非常に丈夫だからであり、仮にハイエナがいないと動物の骨と死骸まみれになる可能性も十分考えられ、そのようになると当然環境も悪くなるのでハイエナは自然界で大きく貢献していることが分かる。

以上のことよりハイエナは獲物を横取りし、更に死肉を漁る意地汚いイメージが強いが実際には影の貢献者とも言えるのでハイエナは良い動物である。

 

 

 

以上、ハイエナについてでした。