DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

世界最小の大陸オーストラリア 非常に乾燥しており...

今回はオーストラリア大陸について書いて行きたいと思う。

 

1. オーストラリア大陸とは

オーストラリア大陸は世界で最も小さな大陸であり、面積は7,619,000 ㎢とグリーンランドの三倍程度の面積しかない。

実は大陸と島の明白な定義は無く、一応オーストラリア大陸以上の面積を持つ陸地は大陸、グリーンランド以下の面積しか持たない陸地のことを島としている。

そして、オーストラリア大陸と言うとオーストラリアが国土の全域を領地としており、実際にオーストラリアの面積は世界第六位であるのでオーストラリアはかなり広い大陸であることが分かる。

けれどもオーストラリアの人口は2,400万人程度と日本の5分の1程度しか居住しておらず、その理由はオーストラリア大陸がかなり過酷な環境であることである。

オーストラリア大陸は比較的低緯度に位置している大陸であり、大陸の中央部には南回帰線が通っているがこれがオーストラリア大陸の過酷な環境の理由であり、回帰線付近には中緯度高圧帯が通っている。

中緯度高圧帯は以前の記事でも何回も書いたように亜熱帯地方に乾燥帯を形成する要因となっており、オーストラリア大陸はまさにこの回帰線を通っている亜熱帯地方であるのでこの高気圧の影響をもろに受ける羽目となる。

そのため、オーストラリア大陸の国土の大半は乾燥している砂漠となっており、居住することが出来ないためにオーストラリアの人口は非常に少なく限られた地域にしか人口が無いのである。

 

更にオーストラリア大陸は南半球に位置している大陸であるので太陽の動きや季節も真逆のものとなっており、北半球では夏至となっている日は冬至となるので気温は下がり、反対に北半球で冬至となっている日は夏至となるために気温は上がることとなる。

この季節が逆転する理由は簡単で、北半球で夏至と言われている日は北回帰線に直角に太陽が当たる日であるため南半球では太陽の北中高度が低く、そのため太陽の光があまり当たらなくなり結果として気温が下がり、反対に北半球で当時となる日には南回帰線に太陽が直角に当たるために気温は南半球で高くなる。

そして、言うまでも無いが南回帰線よりも緯度が高い地域では太陽が南中することは一切なく、北方向に見える、所謂北中することとなり、この点でも北半球とは大きく異なるのである。

ちなみにオーストラリア大陸は緯度が低く、北側では太陽が南中も北中もすることがある熱帯となっているために気温は年がら年中高くなっている。

まあ、砂漠の地域も気温だけ見ると熱帯と同じようになっているのでオーストラリア大陸はかなり温暖な大陸ではあるが...

 

 

 

2. 南極大陸との比較

オーストラリア大陸は大陸全域が南半球に位置しており、このような大陸はオーストラリア大陸以外には南極大陸しかない。

南極大陸はオーストラリア大陸よりかは広いものの大陸中では二番目に狭く、南半球の地口の割合が極端に少ない理由はこのように広い大陸がないからである。

そして、オーストラリア大陸と南極大陸は

  • 南半球に全域がある大陸
  • 面積の狭い大陸

以外には共通点が無さそうに見えるが実はある所が共通しているのである。

その所とは大陸全体が乾燥しているという点であり、オーストラリア大陸も南極大陸も降水量が極端に少ない大陸である。

その理由は高気圧が発生しやすいからであり、オーストラリア大陸では先ほども書いたように中緯度高圧帯の影響によって降水量が少なくなっており、南極大陸は極高圧帯と言う高気圧によって降水量が少なくなっているのである。

 

では、ここからは少し地球の大気の循環について書いて生きたと思う。

初めに太陽が年がら年中強く当たっている赤道から書いて行きたいと思うが赤道には太陽が年がら年中当たっているので海水の気温が上昇し、結果として上昇気流が発生するために気圧が低下する。

気圧が低下すると当然降水量が多くなるので赤道付近では熱帯雨林が多く、一年中雨が多いのである。

そして、その時上昇した空気は水分を段々と失いながら回帰線付近で下降することとなり、そのため回帰線付近には高気圧が発生し、その高気圧こそがオーストラリアを砂漠にした中緯度高圧帯である。

この赤道から回帰線あたりにかけての循環はハドレー循環と呼ばれており、ハドレー循環以外にも回帰線-高緯度にかけてもう一つの循環がある。

この循環はフェレル循環と呼ばれるものであり、回帰線付近で落ちた空気は地表を偏西風と言う形で通った後、高緯度地方で再び上昇し、この上昇した空気はまた回帰線付近が下降することとなる。

更に高緯度地方で上昇した空気は極地方にまで流れ、極地方に到達すると低温から下降することとなり、回帰線付近と同様に高気圧を形成するのである。

 

このようなこともあり、緯度はかなり違いはするものの両者ともに乾燥しやすい気候にあり、結果として両大陸とも砂漠化しているのである。

まあ、気温はオーストラリア大陸は高温であり、南極大陸は極寒ではあるが...

 

そして、このようにオーストラリア大陸も南極大陸も乾燥と過酷な気候であるので居住することは難しく、南極大陸に至っては居住者が0であり、オーストラリア大陸も先ほども書いたように人口が2,400万人程度しか住んでいないので結果として南半球の人口は全人口のわずか8パーセント程度しかいないのである。

 

 

 

以上、オーストラリア大陸についてでした。