DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

日本の川と世界の川 規模は全く違うが共通点はある

今回は川について書いて行きたいと思う。

川と聞くと小さいものから川幅ですら向こう岸が見えないほど長いものまで大小さまざまなものがある。

そして、日本の川と世界の川では規模も大きさも全く違い...

 

1. 日本の川

日本には様々な川があり、長さが数キロほどの小さなものから数百キロ級のものまで存在する。

そして、日本の川で特に長いものは利根川, 信濃川, 石狩川などが有名であり、これらの川の長さは相当なものとなっている。

ここで突然だが上記の川は日本の川の中でも1~3位に当てはまるものであるがどの川一番長いでしょうか?

 

答えは信濃川であり、367 kmと非常に長く、第2位である利根川の長さよりも45 kmも長く、そして石狩川よりかは99 kmも長い。

信濃川は長野県を源流にして源流にして新潟県に流れ込む川であり、実は長野県側では千曲川と言う名称で呼ばれており、意外ではあるが千曲川のほうが長くなっている。

千曲川の長さは214 kmもあり、この長さは信濃川の153 kmを上回っている。

けれども千曲川の長さも信濃川の長さとされているために信濃川の長さは両者を合わせた367 kmとされているために信濃川が日本一長い川であることには違いがない。

また、長野県は日本で一番標高の高い県であるため源流の標高は2,500 m近くと非常に高く、この高い山岳地帯から日本海へと注ぐこととなる。

 

そして、次に長い利根川の話となるが利根川の長さは322 kmと信濃川の長さをそこそこ下回っており、信濃川に負けているようにも思えるが実際には利根川は後述するある順位では日本一であり、また、またがっている県も信濃川と比較すると非常に多い。

利根川は群馬県の山岳地帯を源流としているが渡良瀬川, 鬼怒川も利根川の源流となっているために栃木県も源流と呼ぶことができ、これらの川を吸収していくことでより大きいものとなっていき、最終的には銚子市で太平洋側へと注いでいく。

利根川は信濃川と比較すると総合的な長さは短いものの非常に大規模なものとなっているために信濃川以上の水を集めることが可能となっているため、利根川こそが日本一の川とも言える。

また、源流の標高は群馬県では1,800 mと信濃川よりも低く、最終的に注ぎ込む県は日本で一番標高が低い千葉県であるので源流と河口の違いはあるものの日本一標高の高い新潟県を源流に持つ信濃川と日本一標高の低い千葉県を河口にもつ利根川で対になっているようでこれはこれで面白いと思う。

 

ここまで、信濃川と利根川の長さについて書いたが今度は流域面積について書いて行きたいと思う(すみませんが石狩川は省略したいと思います)。

流域面積とは「ある川に対して降水が集まる範囲」のことであり、川の支流が多い、または川の周りが平野なら流域面積が大きいとも言える。

ここで大体わかったとは思うが流域面積が1位の川は支流が多く、そして関東平野を流れている利根川であり、流域面積は岩手県よりも広く、大体16,840 ㎢ほどもある。

そして、2番目に流域面積の広い川は信濃川...

ではなく石狩川であり、岩手県よりも若干狭い14,330 ㎢ほどである。

信濃川は第3位であり、11,900 ㎢と長野県の面積よりも少し狭いぐらいである。

けれども流域面積の範囲は日本三大河川の間では大差がなく、いずれもかなり広い流域面積を持っていることからこれらの川の規模が伺える。

しかし、世界の川と比較するとこれらの川も小川程度にしか感じられず...

 

 

 

2. 世界最大の川 アマゾンとナイル

ここからは世界の川について書いて行きたいと思う。

世界の川は大陸を流れているために日本のものとは比較にならないほど長く、あの信濃川や利根川でさえ世界の川と比較すると小川程度に感じるほどである。

世界中にはメガメートル級(1,000 km)の川が数多く存在しており、信濃川の長さはメガメートルの半分もないので世界から見ると相手にならないほどである。

そして、世界で一番長い川の長さは6,650 kmと火星の直径とほぼ同等であり(火星のほうが140 kmぐらい長い)、もはや信濃川など相手にならない。

その川の名前はナイル川であり、ご存知の通りアフリカを流れる大河である。

ナイル川の源流は2つあり、1つは世界で3番目に大きいヴィクトリア湖であり、ヴィクトリア湖を源流とする川のことを白ナイル川と呼び、もう1つはタナ湖と言う湖を源流とする青ナイル川である。

これらの川はある地点で合流し、最終的には地中海に注ぐこととなる。

ヴィクトリア湖は赤道直下に位置しており、気候で言うと熱帯雨林気候に分類されているために豊富な水源が得られ、最終的には北緯30度ぐらいの地中海に注ぐ。

このため、ナイル川は緯度や気候をまたぐほどの大河川となっており、これほどの川は日本には当然ではあるが存在しない。

 

ここからはナイル川と対をなす大河川、アマゾン川について書いて行きたいと思う。

アマゾン川は南アメリカ大陸に存在しており、長さは6,516 kmと若干ではあるがナイル川には及ばないが信濃川と比較すると異常に長い(比較対象がおかしいが)。

また、こちらも赤道に近い所を流れており、南アメリカ大陸をほぼ横断する形で流れていることからやはり川の長さがうかがえる。

そして、源流の標高はアンデス山脈を源流としているために非常に高く、富士山の1.5倍ほどもあるがアンデス山脈は南アメリカ大陸の西側に位置しているため源流に近い所で急激に下がり、河口から3,800 kmの地点の標高でさえ100 mを超えていないほどになる。

また、アマゾン川も利根川と同じように非常に多くの川が(しかもこれらの川の一つ一つの長さは信濃川を優に上回っている)合流しており、そのため流域面積に至っては世界一広い川となっている。

どれぐらいの広さかと言うとオーストラリア大陸ほどもあり、約700万kmにも及ぶ。

この広さは利根川の流域面積の400倍以上もあり、アマゾン川は長さもすごいものの流域面積のほうが目立ち、アマゾン川こそが世界一の大河であると思える。

 

では、もう1つの大河、ナイル川はどうかと言うと流域面積は287万平方キロメートルとアマゾン川の半分もない。

実はナイル川の流域面積は世界第5位と思ったほど広くはなく、この面積はグリーンランドの1.3倍強程度しかない。

ナイル川は支流となる川がそこまで多くなく、それに対してアマゾン川は非常に多いためにこの差が生じ、更に長さ的に見てもナイル川とアマゾン川では大差がないために世界一の川はアマゾン川と言えるであろう。

 

このようにアマゾン川とナイル川はなっているがここで日本の信濃川と利根川と比較してみよう。

アマゾン川は長さこそは世界一ではないものの流域面積は世界一であり、更にナイル川は長さは世界一であるが流域面積は2番目ですらない。

そして、利根川は長さは信濃川に次ぐが流域面積は日本一であり、信濃川は長さは日本一であるが流域面積は2番目に入っていない。

このことより若干の違いはあるものの信濃川とナイル川、そして利根川とアマゾン川には共通点が数多くみられるために信濃川は日本のナイル川、利根川は日本のアマゾン川と言えると筆者は考えている。

 

世界の川と日本の川は規模は全くと言ってもいいぐらい違うものの意外な共通点があるのでこの点は興味深いと言える。

 

 

 

以上、日本と世界の川についてでした。