DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

カバの知られざる生態 そして危険な理由は?

今回はカバの危険性と生態について書いて行きたいと思う。

今までさんざんカバについて書いており、しつこいかもしれないが筆者はカバが一番お気に入りなので了承して下さい。

 

1. カバの普段の食性

近年カバが肉を食べるということが数多く報告されてきており、カバは肉食ではないかと考えられがちですがカバは肉食動物であることは決してない。

確かにカバは肉を頻繁に食べてはいるものの普段は草を食べており、肉を食べることは頻繁と言っても非常に限定的な場合であるためカバは一応草食動物である。

では、その草とは何なのかと言うとイネ科の植物のことであり、驚くべきことにカバは川から数キロメートルも離れた所に生えているイネ科の植物を食べているのである。

そして、更に草を食べる時間帯は夜であり、何故このように時間帯も距離も明らかに不便な状態で採食をするかと言うとカバは一説によると非常に用心深く臆病な性質を持っており、ライオンなどの肉食動物から逃れるためにこのようにしていると言われている。

一見ライオンとカバではカバのほうが圧倒的に強そうに見え、実際に一対一ではライオンに負けたという記録はないもののライオンは集団で襲ってくることが多く、集団で襲ってきた場合には稀にカバが打ち負かされることもある。

 

また、カバの食事量は非常に多そうに見えるが意外なほど少なく、一日にたったの40 kg程度の餌しか採食しない。

1日40 kgと聞くと非常に多いようにも思えるがカバの体の大きさは非常に大きく、体重は2,000 kg程度もあるので、非常にいい加減な計算とはなるがもしカバの体重が50 kgの場合だとせいぜい1 kg程度の食事しかとらない計算となる。

このようにカバの食事量が少ない理由はカバは昼間はいつも川に浸かっており、あまり動かないためにエネルギーを使うことが少なく、エネルギーを使わないということは食事をあまりとらなくてもよいことにつながるからである。

 

しかし、いくらエネルギーをあまり使わないカバでも栄養価の低い草だけで暮らしていくことは反芻をしないが故に難しく、更に草を食べに行くためには相当な労力を使うためにカバもより効率の良い方法を使いたいのではないかと思う。

そのためにカバが考えたことは栄養価の高い肉を食べることであり、実際にカバが肉を食べている時は昼であり、更に川に流れてきた動物を食べているために移動をすることも無く、労力としては非常に楽である。

かつてはカバが肉食に進化中、反芻をしないため草だけではエネルギーが足りないという説も書いたが実際には肉食に進化中ということはさておきカバが肉を食べる理由は複数の理由が重なったからではないかと推測できる。

個人的な説では

  • 反芻をしないため、栄養の吸収が追い付かない
  • 草を食べるには手間がかかり、手ごろな肉を食べたい

の二通りがカバの肉食の原因となっているのではないかと思う。

 

 

 

2. カバは何故危険なのか

先ほどはカバの食性について書いたが今度はカバの危険性について書いて行きたいと思う。

実はカバは非常に危険な生物であり、年間2,900人もの犠牲者が出ているほどである。

つまり、カバは非常に恐ろしい生物ではあり、肉を食べるとも書いたがカバはほとんど狩りをすることも無く、実際にはほとんど草に依存をしている。

では、何故カバが危険な生物であるかと言うとカバの性質に問題があり、カバは先ほども書いたように非常に警戒心が強く臆病な動物であり、自分に危機が迫ると排除しようとするからである。

カバは非常に縄張り意識の強い動物で自分や子供に危機が迫ると倒さない限り安心することは無く、このためカバに警戒されるとカバに攻撃されて死亡事故につながるのである。

 

実際に死亡事故が起きている現場はカバの採食場と川の間で起きていることが多く、カバにとっては採食の邪魔をされている、または敵対していると見なされ、そのためカバが攻撃をしているのである。

つまり、カバから見れば人間は非常に脅威となっており、そのために攻撃を行っているだけであり、カバのほうも攻撃を行いたくて行っているわけではないのである。

 

以上のことからカバの凶暴性はカバの警戒心の強さから来ており、更にカバは非常に強いので死亡事故につながるためにカバ=危険生物のイメージが強いのである。

まあ、実際に危険ではあるが...

 

 

 

3. カバの弱点

先ほどまではカバの危険性について書いたが今度はカバの弱点について書いて行きたいと思う。

カバは性質が臆病なことが弱点のように思え、物理的には弱点などない等に思えるが実際にはカバにも弱点はある。

その弱点とは

  • 皮膚が弱い
  • 泳げない

ことであり、一見信じられないように思える。

しかし、これは両方とも真実であり、カバは皮膚が弱く、そして泳げないのである。

では、このことについて書いて行きたいと思う。

 

まず初めに皮膚が弱いことについて書いて行きたいと思う。

カバの皮膚は非常に頑丈であり、ライオンの攻撃すら通らないと言われているが実は乾燥や紫外線などには弱い。

カバの皮膚は衝撃等には非常に強いが乾燥などには非常に弱く、保護をしないと大変なことになってしまう。

そのためカバは赤い粘液で乾燥や紫外線などから身を守っており、実際にこの赤い粘液は「血の汗」と呼ばれている。

しかし、もちろんこれは血でもなければ汗でもなく、カバは汗腺が無いため汗をかくことは無く、また血液とも全く関係のない成分である。

このようにカバは意外な弱点があるがこの弱点を補うためにカバ自身も知らず知らず工夫をしているのである。

 

次に泳げないことについて書いて行きたいと思う。

カバが泳げないなんて嘘だと思う人も非常に多いと思うが実際にカバは泳ぐことはできない。

実はカバの密度は水よりも若干大きく、水よりも密度が大きいと当然水の中に沈むためにこれでは浮くことも泳ぐこともできない。

Youtubeなどの動画サイトでカバの映像があるがよく見ると水の中を歩いているだけであり、泳いではいない。

つまり、カバは水の中に生息しているため泳げると考えられがちではあるがカバは単純に背丈よりも水位が低い所で暮らしているだけであり、背丈よりも深い水に入るとたちまち沈み込んで溺死してしまうのである。

このように水の中に生息しているのにもかかわらず泳げないことがカバの弱点ではあるがこちらのほうは浅い水の中で暮らせばよいだけであるのでカバにとっては特に苦にはなっていない。

 

 

以上、カバの生態と危険性、及び弱点についてでした。

 

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