DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

似たような生物の見分け方と違い ワニ編

ワニと言うとアリゲーターとクロコダイルの2種類が思い浮かびますが実際にどっちがどっちであるかを見分けることが出来る人はそうそういません。

そして、外見も似ている上に日本語では両者とも「ワニ」と呼ばれており、日本人はますます見分けることが出来ない上に現物を見る機会もありません。

では、今回はワニの見分け方とワニに関することについて書いていきたいと思います。

 

1. アリゲーターとクロコダイルと...

アリゲーターとクロコダイルは外見もよく似ているので生物学的にもかなり近いように見えますが実際には結構遠い生物であります。

どれほど遠いかと言うと「目」でようやく統合する、つまりかなりいい加減だが「犬」と「猫」ほどに違うということになります。

そして、アリゲーターは生物学的分類では網から書くと

爬虫網ワニ目アリゲーター科

クロコダイルは

爬虫網ワニ目クロコダイル科

となっております。

 

ちなみに犬は哺乳網ネコ目イヌ科

猫は哺乳網ネコ目ネコ科

となっており、いい加減な言い方ですが確かに両者とも目までしか共通していません。

 

この事実は相当以外であり、例え外見は似ているように見えても意外なほど遠いことが分かります。

しかし、ネコ目とワニ目は属している種類は全然異なり、ネコ目は多数の生物が属しているのに対し、ワニ目はあまり生物が属していません。

つまり、同じ目でも大きさは全然異なるのでさすがにアリゲーターとクロコダイルは犬と猫ほどは離れていないようにも見えます。

 

 

ここからはアリゲーターとクロコダイルの違いについて書いていきたいと思いますが別々に書いていきます。

 

1.1 アリゲーター科 

アリゲーター科は大雑把に言うとアリゲーターと呼ばれるものとカイマンと呼ばれるものに分けられます。

そして、属はアリゲーター, カイマン, クロカイマン, コビトカイマンの4種類が存在しており、意外なことにカイマンを除くアリゲーターは少数派でたったの2種類しか存在しません。

 

ちなみにアリゲーター属は2種、カイマン属は3種、クロカイマン属は1種、コビトカイマン属は2種で合計アリゲーター科は合計8種います。

 

初めにアリゲーターについて書いていくとアリゲーターは中国に生息するヨウスコウアリゲーター、アメリカに生息するアメリカアリゲーターの2種類おり、ヨウスコウアリゲーターは比較的小型であり、人を襲った例は意外にも無いと言われているが

アメリカアリゲーターのほうは大きさがかなり大きく、最大6メートルにも達し、数は少ないですが人を襲うことがあります。

つまり、アリゲーターは外見の割にあまり危険ではなく、人に取って危険な種はアメリカアリゲーターのみであります。

 

そして、カイマンのほうはと言うとメガネカイマンやクロカイマンはやや気性が荒いと言われているがこちらもそこまで人を襲うことは無いです。

メガネカイマンは小型種であるため、人命に取って危険なほどではないが

クロカイマンは大きさが大きいため、人命にかかわることがあります。

 

以上のことより、人に取って危険なアリゲーターはアメリカアリゲータークロカイマンであることが分かります。

まあ、これらのワニも一部のクロコダイルに比べると危険性は相当低いですが...

 

そして、アリゲーターの特徴は

  • 口の先が丸みを帯びている
  • 熱感知器官が無いので熱には敏感ではない
  • 口を閉じると歯が見えない
  • そこまで危険ではない

と言う特徴があります。

 

1.2 クロコダイル科

次はクロコダイルについて書いていきたいと思います。

クロコダイルはテレビでよく動物を水の中に引きずり込むほうのワニであり、アリゲーターと比較しても危険な種類がいます。

特に人食いワニと言われるワニは百発百中こちらとなります。

 

そして、クロコダイル科はクロコダイル属が12種、コビトワニ属が1種、マレーガビアル属が1種の計14種ものワニが属しています。

ここで注目してほしいことはアリゲーターとは裏腹に「クロコダイル」と呼ばれるワニはクロコダイルの中でも大半であり、ワニ全体においても半数以上はクロコダイルということになり、アリゲーターとは異なり熱帯地方全域に生息しています。

そして、この中で危険な種は全てクロコダイル属のワニであり、

その中でも「イリエワニ」と「ナイルワニ」が人食いワニとして有名であります。

 

よくアフリカで動物を襲っているワニがテレビで放送されていますがあのワニはナイルワニであり、人為的被害も相当起こっています、

そして、イリエワニは東南アジアに生息しており、このワニは海を泳ぐこともできるため、海岸での被害も報告されており、世界一危険なワニとして知られています。

他にもクロコダイル属には危険な種が存在しており、ワニの被害の大半はクロコダイルによるものとみてよろしいでしょう。

 

そして、クロコダイルの特徴は

  • 口の先がとがっている
  • 熱感知器官があるので熱に敏感である
  • 口を閉じても歯が見える
  • 危険な種類が多く、人食いワニとして知られているものもいる

と言う特徴があり、特に気を付ければならないワニと言っても過言ではありません。

 

1.3 ガビアル科

ワニと言うと2種類のように思えますが実際には第三のワニが存在しており、インドに生息するガビアル(Gavial)と言う種が存在します。

このワニは1種で1科を形成しており、ワニの中でも異端と言える種とも言えます。

そして、このワニは口が非常に細長いという特徴があり、その理由は魚食性であるからであります。

魚食性ということは人に害を与える種類ではなく、実際に人が襲われた例は今の所、報告がされておらず、安全なワニとも言えます。

しかし、大きさはかなり大きく、全長は5メートルとかなり大型の種であることがうかがえます。

 

 

以上のことより危険な種はアリゲーター科の2種、クロコダイル科の中のクロコダイル属であり、特に危険なワニはクロコダイル科のナイルワニとイリエワニであります。

 

 

 

2. ワニの雑学

ここまではワニの種類と特徴について書きましたが次はワニについての雑学について書いていきたいと思います。

 

ワニは噛む力が非常に強く、クロコダイルの中には2トンもあるものもおります。

しかし、閉じる力は非常に強いものの開ける力は信じられないほど弱く、輪ゴムで止められる程度しかありません。

つまり、ワニの口は簡単に閉じることができ、手で押さえただけでワニの口による攻撃は完封できます。

けれども尾による攻撃が危険なのでワニの口を閉じるときはワニの尾が届かないところでやらないとまずいことになります。

 

また、ワニは非常に免疫が強いと言われており、将来ワニの免疫機能を用いることで人類が助かるほどと言われております。

一見危険なだけの印象しか無さそうなワニもこのようなところで人の役に立つとは...

 

そして、信じられないようにも見えますがかつては草食性のワニも存在してしていました。しかし、そのワニは絶滅して現在残っている種は全て肉食性のワニとなっております。

 

ワニは23種類しかいない(アリゲーター8、クロコダイル14、ガビアル1)

ワニは熱帯地方にしか生息していない(変温動物のため)

ワニはかつて日本に生息していた

ワニは恐竜に最も近縁である