DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

湿度の意味 そして寒い日は予想以上に乾いていた

 今回はその湿度について書いていきたいと思います。

 目次

1. 湿度とは

 梅雨の時期や台風の時期になるとジメジメした空気となり、その時の湿度は相当高くなる。そして、湿度が高いと洗濯物が乾きづらくなったり紙が濡れたりしてアマ利用状況とは言えない。

 しかし、湿度が高いのように湿度と言う言葉はよく使いますが湿度とは何なのだろうか?

 勿論、空気中に含まれている水蒸気量の多さを表しており、湿度が高い状態では空気中に水蒸気が多量に含まれていることになる。空気中には様々な気体が含まれており、一番多い気体は窒素、二番目は酸素、三番目はアルゴンであり、これらの気体の量はほぼ一定ですが水蒸気の量は一定ではない。

 空気中に水蒸気はある一定の量しか含むことができず、その限界量を超えてしまうと水蒸気は水となって出てきてしまう。そして、水蒸気が空気中に限界まで含まれている状態(飽和水蒸気量)こそが湿度100%であり、湿度は(現在の水蒸気量)/(飽和水蒸気量)で表される。

 例を挙げると30℃での飽和水蒸気量は1㎥当たり30.4gであるのでもし、1㎥当たりに15.2gの水を含んでいるならば湿度は50%ということになる。つまり、洗濯物が湿度が高い状態だと乾きづらい理由は単純に洗濯物についている水分子が空気中に水蒸気として出づらくなっており、湿度が高すぎると逆に水蒸気が水となって紙に張り付くこととなり、紙が濡れる原因となる。

2. 温度による湿度の違い

 実は飽和水蒸気量は温度によって値が大きく変化し、温度が高ければ高いほど飽和水蒸気量は増える。例えば温度が5 ℃の時、飽和水蒸気量は6.8 g/㎥だが30 ℃の時には30.4g/㎥まで跳ね上がり、4.5倍程度空気中に水蒸気を含むことが出来る。

 そして、温度が高くなればなるほど飽和水蒸気量もどんどん増えていき同じ水分量でも温度が高ければ高いほど湿度が小さくなる。

 例えば日本の太平洋側の冬は乾燥すると言われているが実際の水分量は飽和水蒸気量の関係上、湿度以上に小さくなっており、30℃での湿度80%と5℃での湿度40%では空気中の水分量は9倍近くも差があることになる。

 つまり、東京の冬は夏と比較するととんでもなく乾燥をしており、空気中にはわずかな水分しか含まないため、唇が割れたりすることも多く、冬の砂漠と呼んでもよい状況となっている。しかも、その砂漠級に乾燥した状態はウイルスにとっては非常に快適な状態であり、冬の時期になると風邪をひきやすくなるのである。

 では、冬の間湿度を上げるにはどうすればよいのだろうか?

 その方法は室内の中では非常に簡単であり、冬の「少しの水蒸気で湿度を大きく上げることができる」状態を考えると明白であるため、加湿器を用いるとあっという間に湿度を上げることができる。

 また、雨の日にドライヤーを用いるという方法で乾かす方法があるがあの方法を用いてもまず乾くことは無く、その理由はドライヤーの力では部屋中の温度を上げることはできず、その上湿度の高い空間では思うように水蒸気が外に出ていかないからである。

 総合的に考えると洗濯物が最も乾く条件は「温度が高い」、「湿度が小さい」環境であり、夏の乾いた日が最も洗濯物が乾きやすい状況である。

 以上、湿度についてでした。