DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

木星の衛星と土星の環 天体望遠鏡で最も見たいもの

相当前に、木星と土星について書きましたが今回は地球から見た木星と土星について書いていきたいと思います。

 一応下の記事が木星と土星についての記事です

www.rigelultragiant.com

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1. 木星の衛星

木星はご存知の通り、太陽系で最も大きな惑星であり、地球から見てもマイナス2~3等星とシリウスの光度を軽く超えているので発見することは容易にできます。

そして、木星は地球との距離が火星や金星と比較してもかなり遠く、そして大きいので明るい割には天球上ではあまり動かないので観測することも容易にできます。

また、惑星は大気による影響を受けづらいので瞬いておらず、その点でも見分けることは容易であります。

しかし、木星は地球からの距離が遠いと言えども惑星であるのでいつもここにいる!

と言う訳ではなく天球を動き回っているためどこかにとどまっていると言う訳でもありません。

 

けれども北極星の近くにいる!

とか南十字星の近くにいる!

何てことは無く、黄道十二宮と呼ばれる星占いなどに出てくる星座の付近を動き回っています。

ちなみに筆者はCelestiaと呼ばれるソフトを用いており、このソフトは惑星のみならず、あらゆる恒星のデータが掲載されており、更に無料ダウンロードができるのでお勧めできます。

また、ダウンロード法はインターネットで検索すると出てくるので簡単に行うことができます。

 

2017年の木星はおとめ座に位置しており、今見ることは難しいが真冬の真夜中だと見やすくなります。

つまり、木星はおとめ座の中でとりわけ明るく輝いており、おとめ座で最も明るいスピカ(1等星)よりもずっと明るく輝いているために容易に観測ができます。

 

そして、木星に着目をしてみると木星は50倍程度の望遠鏡でも容易に見ることができ、もう少し倍率を上げてみると木星の周りに4つの小さな点を見ることができます。

その点はガリレオ衛星と呼ばれる木星の衛星であり、それぞれイオ, エウロパ, ガニメデ, カリストと言う名前がついています。

これらの衛星は400年ほど前にガリレオガリレイが発見したためにガリレオ衛星と呼ばれ、個人的には最もお勧めできる天体であると言えます。

これらの衛星については、上記で紹介した過去の記事で詳しく書いているので参照にしていただければ嬉しいです。

 

ちなみに木星にも環が存在しているが土星ほどは目立たないので望遠鏡で観測することは難しいです。

 

 

 

2. 土星の環

次は土星の環について書いていきたいと思います。

土星の環は天体写真などで見るとかなりきれいな環に見え、一枚の板に見えますが実際は小さな岩石の集まりでできています。

そして、土星は直径が10万キロを超えるほどの巨大な惑星であるため当然環の大きさも相当大きいのですが厚さは驚くべき程薄く、数百メートル程度しかありません。

土星の巨体から考えるともはや厚さが無いに等しく、二次元として扱ってもよいとも考えられます。

 

当然ではあるが土星の環を見るためには土星を発見しなければならず、土星は大きいことは大きいが木星と比較しても大きさが小さく、更に距離が遠いので0等星程度の明るさにしか見えません。

しかし、それでも0等星はあるので観測は容易に行えます。

その上、土星は距離が非常に遠いために天球上での動きは小さく、2017年10月20日現在ではへびつかい座、そして、2018年中はいて座に位置しているので夏の間は観測が容易ですが冬になると観測は難しいと思うので残念ながら今観測することはできないと思います。

 

一応来年の夏になると観測することができるのでその時行えば容易に観測ができるので覚えておいて損はありません。

 

そして、土星の環の見え方について書いていきたいと思います。

土星の環は倍率が50倍程度でも確認することはでき、倍率200倍ほどともなるとはっきり観測をすることができるので、もしその大きさの望遠鏡を持っているならば夏に必ず観測するべきだと思います。

実際に筆者は9年ほど前に倍率50倍程度の望遠鏡で土星の環を観測することに成功しており、そのとき小さいながらもはっきりと見ることができました。

 

 

 

ここまで土星と木星について書きましたが天王星の場合だと5.7等ギリギリにしか見えず、海王星の場合だと7.9等とみることができないのでやはり見るべき惑星は木星と土星に限る...

 

訳ではなく、火星や金星も見る価値はあるので大きな望遠鏡がある場合はぜひ見てほしいと思います。