DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

発酵は良い腐敗 そして、腐敗を防ぐには

今回は腐敗(勿論生物的な)について書いていきたいと思います。

食料品を放置していると腐敗していき、健康に害を及ぼしそうな臭いを発します。

出来れば腐敗なんか起こってほしくないが実は腐敗が起こらないと生態系は崩壊します。

 

1. 腐敗とは

腐敗とは文字通り、生物や食料品が腐っていく現象であり、細菌によってもたらされます。

そして、腐敗したものは強烈な臭いを発しながら形が崩れていき、最終的にはドロドロの状態になります。

 

では、腐敗とは実際にはどのような状態なのでしょうか?

それは生物が死んだとき(無論加工商品も)にある種の細菌がその生物の死骸に付着をし、そこで生物のたんぱく質をアンモニアやインドールなどの有害な物質に分解していく現象であります。

そして、腐敗が進行するとドロドロの状態になっていく理由は生物を構成するたんぱく質が分解されているからであり、臭気が生じるのはアンモニアやインドールなどの物質が生じるからです。

つまり、腐敗は化学反応と同じであり、それが人体に悪影響を及ぼすためにこのような名称で呼ばれているのです。

まあ、このことより生物の体は細菌によって分解されるとひどい悪臭を発することになりますが...

 

ここまで書くと腐敗なんか起こってほしくないように見えますが腐敗が起こらないと生態系は崩壊します。

何故なら腐敗が起こることによって、生物の死骸が必然的に分解されるので生物の死骸が実質的になくなり、更に人体には悪影響を及ぼす物質でも土壌を豊かにし、それが植物を育てることになるからです。

実際に腐葉土が肥料として活躍していますし...

 

ここでもし、腐敗が起こらなかったらどうなるかと言うと地球上には生物の死骸があふれ、土壌も豊かにならないために生物の死骸で埋め尽くされた惑星になってしまいます。

まあ、地球は火山活動などの活動があるのでそのようなことにはならないと思うが生物が再び生まれることは無いと思います。

 

つまり、理科の授業でもあったように生物は循環していることが分かり、特にこの腐敗と言う上から下に向かうサイクルは最も重要であると考えられるのです。

 

もし、生ごみの処分に困った時は庭に生ごみを埋めればサイクルに回すことができるので庭がある場合は土に埋めるべきだと思います。

ちなみに浅く埋めると臭いを感じやすくなるのでなるべく深く埋めるべきであり、更に無機物(金属など)があると環境には悪いのでそのような場合は取り除くか止めるかのどちらかにしないといけない訳ですが...

 

 

そして、余談だが食料品には賞味期限と消費期限の二種類が存在するが

賞味期限はその日を超えると風味を失うことを示し

消費期限はその日を超えると安全性が保障できないということを示しています。

また、次にも書きますがこの期日は開けていない状態であるかつ最適な環境下であることが前提なので開けたり環境が悪いとこの日よりも期間が短くなります。

つまり、消費は早ければ早いほど良いということです。

 

 

 

2. 発酵と腐敗の関係

大豆を納豆に変えるときには納豆菌と言う菌の作用によって変わるがあの現象は発酵と言います。

発酵は納豆以外にもヨーグルトや酒などが挙げられ、人類にとって役に立っている現象と言えます。

 

実は発酵と腐敗は両方とも細菌による作用であり、嫌な言い方をすると

発酵と腐敗には本質的な違いは無く、単に呼び名が変わっているだけであり、

発酵は人類にとってプラスであり、腐敗はマイナスであることの違いだけなのです。

 

つまり、納豆が嫌いな人にとっては納豆は大豆の腐敗であるように感じられますが納豆は別に人体に悪影響を及ぼしていないため、腐敗とは呼べません。

まあ、納豆を放置していると本当に腐敗してしまいますが...

 

 

 

3. 腐敗を防ぐには

ここまでは腐敗について書いていきましたが今度は腐敗を防ぐ方法を書いていきたいと思います。

腐敗は先ほども書いたように腐敗菌によって起こされるものであるので腐敗菌の作用を押さえればよいわけです。

よく夏になると腐りやすいという話があるがあれは夏のほうが冬よりも腐敗に関与する細菌にとって適した気温になるわけであり、腐敗に関与する細菌は気温が低くなると活動が極端に低下します。

そのような理由があるために冷蔵庫が存在しているのです。

 

また、夏に腐敗が進行しやすい理由はそれだけではなく、腐敗に関与する細菌は湿度が多い環境のほうが活発になりやすく、湿度が低い、つまり乾燥している状態だと活動が低下します。

つまり、冬場は気温が低い上に乾燥をしているため、腐敗が進行しづらい、つまり食料品が長持ちするわけです。

この点を考慮すると熱帯地方は物持ちがかなり悪く、逆に極地に近いと物持ちが相当よくなるということです。

 

そして、空気も大きく影響し、食料品にパックがかぶせられていたり気体が入った袋に入れられている理由もそこにあり、実はあれは空気に触れさせないようにするためで、袋に入っている気体は細菌が生きられない気体であるかつ危険性のない窒素であります(まあ、窒素100%で生きられる生物は存在しないが)。

 

それでも腐敗は完全には防げないために消費期限等が設けられています。

 

また、それ以外にも腐敗を防ぐ方法はあり、まとめると

  • 温度と湿度を高い状態にしない
  • 保存するときは袋を絶対に開けてはならない(開けるとたとえ、ゴムなどで止めたとしても空気が入るため)
  • 塩漬けにする(ただしやり過ぎると塩分過剰になるので気を付けたい)
  • 缶詰を買う(保存食には最適)

などです。

 

 

 

4. 賞味期限が無くても腐る

最後は本当に余談ですがこの世の中には賞味期限が無い食料品もあります。

それはアイスクリームであり、どこにも賞味期限が書いてありません。

しかし、アイスクリームが何万年も持つかと言うと実はそうではなく、アイスクリームも腐ります。

 

これは情けない話ですが筆者が実際に経験したことで、アイスクリームが大きな箱に入ったものを内緒で食べており、隠し場所に困ったのであろうことか常温で保存していました。

そしたらアイスクリームが変色、異臭を放ち、明らかに腐っており、その後の処理にかなり困りました。

 

つまり、アイスクリームは低温で保存すると確かに持ちそうですが常温にするとかなり短期間で腐るためにアイスクリームを保存食にするということは絶対に止めましょう。

アイスクリームは低温ではないと保存できず、保存食が必要な時には停電している可能性が高く、役に立たないからです。

 

やはり保存食は缶詰が最適だと思います。