DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

台風は南のほうが危険! その理由は発生場所と近いため

毎年夏になると台風が数多く発生するが実は台風の力は想像以上に凄まじく、かなり危険なものなのです。

 

1. 台風とは

台風とは熱帯地方で発生する巨大な低気圧であり、中心部の風速が17.2 m/s以上であり、渦を巻いているという特徴があります。

 

台風は熱帯地方で発生するがその発生方法は

  1. 熱帯地方では太陽が直角で照り付けるので海水温が上がりやすく、多くの水が蒸発する。
  2. 水が蒸発することで空気の渦が発生するために水蒸気を多く含んだ空気が中心部に集まることで上昇気流が発生する
  3. 上昇気流が発生すると雲が生じ、この雲が上空に達し、水蒸気が水になることで多くの熱が発生する
  4. 放出された熱が更に多くの空気を温めることで上昇気流が強まる
  5. このことを繰り返すことで巨大な渦、即ち台風となる

つまり、台風ができる条件は

  • 膨大な水蒸気を有する海洋
  • 一年中気温が高い熱帯

であります。

 

このような感じで台風が発生するが台風は小さな芯に雲が集まるようにしてできるものであり、この芯こそが台風の目なのであります。

 

 

ちなみに台風は夏から秋にかけてのみ発生する印象が強いが実は一年中発生しており、何故夏から秋にかけて日本に来るのかと言うと冬の間は日本の空気が冷えており、台風は先ほども書いたように熱によって大きくなるため冷え切った空気には弱いからです。

そして、夏本番の時に台風があまり来ない理由は日本全体を高気圧が覆っている状態となっており、高気圧の力に負けてしまうからです。

 

このような理由があるので日本の9月は台風が数多く押し寄せてくるのです。

 

余談だが日本では台風と呼ばれているが世界各国では呼び方が異なり、北インド洋と南太平洋ではサイクロン、北大西洋と北東太平洋ではハリケーンと呼ばれています。

このようなことがあるので台風がサイクロンになったりサイクロンが台風になることもあります。

 

先ほども書いたように台風には莫大な水が必要なので発生地域は全て大洋であり、サハラ砂漠に台風が来るようなことは決してありません。

 

 

 

2. 台風の威力と場所

台風と聞くと凄まじい印象があるものの、たがたが嵐なのでそこまで威力が実感できないこともあります。

そして、台風が発生しても日常生活が崩壊するかと言うとそうでもなく、電車が遅延するぐらいであり、そこまで恐ろしいものと言う印象もありません。

しかし、実際は台風の威力はすさまじいものであり、史上最強の台風と言われている台風17号(1976年)のエネルギー量は18.75京ジュールと言われており、

マグニチュードに換算すると8.3もあり、大震災に匹敵するエネルギーであります。

 

つまり、台風はエネルギーだけで見ると大震災レベルの災害とも言えます。

勿論これは最大の台風の話であるが他の台風の威力もこの威力と大きくは違わず、やはり震災レベルのエネルギーがあるといっても過言ではありません。

 

しかし、東京では台風により、多くの死者が出たり建築物に被害が多く出たという話はほとんど聞きません。

実は東京都に到達した時点では台風の威力は発生した地域と比較すると相当弱くなっており、台風は北海道に到達するかしないかの位置で熱帯低気圧に変わったり消滅をしたりしてしまいます。

要するに台風は高緯度地域では当たり前だが脅威とはならないのです。

 

だが、それは裏を返すと低緯度側では東京よりも強く、そして、より大きな被害を出しているということになります。

実際に九州での台風は東京のものとは比較にならないほど強く、東京の台風になれた程度では九州の台風を見た時には脅威に感じるほどになります。

 

そして、もっと南の地域、つまりフィリピンの台風ともなるとシャレにならないほどの威力となっており、死者も日本では考えられないほどになる上に建築物にも相当な被害が発生し、倒壊する建物も数多く発生します。

その上、南にあるために上陸時期も非常に長くなり、12月に上陸することさえもあります。

 

もし、これらの地域に旅行に行く際は台風を日本のものと同じように見てはいけません。

同じ台風でも日本のものは相当弱っているが東南アジアの台風は元気満々であるからです。

 

ちなみに台風は当然ではあるが南半球にも行き、その時の渦の巻き方はコリオリの力と言う力の影響で逆回りになっています。
北半球が反時計回り、南半球が時計回り。

 

 

 

まあ、台風で一番重要なことは

南のほうが恐ろしく、特に東南アジアの台風は異常ともいえる恐ろしさを持っているので、もしそれらの地域に旅行に行く際は台風が来ない時に行くようにすることです。