DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

日本の東は東ではない! 地球の形より起こる現象と偏西風が航路を決める

日本から東に行くと北アメリカ大陸に行くと考えられがちですが実は北アメリカ大陸ではなく南アメリカ大陸についてしまいます。

このような現象が起きるのには理由があり、それは地球が丸いからです。

 

1. 日本の東は2種類ある!

日本から東に行くとき、北アメリカ大陸に行くように考えられるが実際に行ってみるとみるみる南に下がっていき、赤道を超えて南アメリカのチリにたどり着いてしまいます。

確かに日本から見て、緯度が同じところは北アメリカ大陸のカリフォルニア州ですが地球は丸いために東に行こうとしても実は東に行くことは無く、東と思っていたところが実は東ではなく南東に進んでいたことになってしまうのです。

実際に東に進もうとすると地球のゆがみより北半球では南に進んでしまい、南半球では北に進んでしまうことになり、正確に東に行ける箇所は赤道上のみとなります。

そして、緯度が高いほどより逆緯度側の高緯度の所に向かうこととなり、実は真東に行っているつもりが地球の反対側に向かっていることとなっているのです。

つまり、北極点の真東(西でもよいが)は南極点となってしまいます。

 

ここまで書いたことは狭い範囲で見た真東となるわけだが本当の真東と言うのは同緯度ということが必須であり、やはり日本の真東はカリフォルニア州ということとなるのです。

つまり、真東に行くということは緯度35.7度の線の上を通ることであり、本当の東京の真東は多少北にずれながら進んでいるように見えるということです。

まあ、ずれて見えるだけであり実際にはきちんと真東に行っているが...

 

上記のことを要約すると日本の東には

  • 東に見えるような東(実際は南寄りであり、地球の反対方向を目指しているだけ)
  • 本当の意味での東(北に進んでいるように見えるが)

の2種類があるのです。

 

 

 

2. 現実に対しての影響と偏西風

このように一見見える東も実は東ではなく、実際には同じ緯度を目指さないと東とは言えません。

これをもし見誤るととんでもないこととなってしまい、例えば太平洋を超えるときに東に行ったつもりが実は南東に行ってしまい北アメリカではなく南アメリカについてしまいました...

なんてこととなってしまいます。

 

こうなると大変だが最近ではGPSがあったりするため間違えることがない上に太平洋を船で渡るということは無いのでまず上記のような現象は発生しないと思いますが...

 

まあ、万が一のことがあった場合は星の位置から探るしかありません。

実際に古代の人は星の位置から場所を確認していましたし...

 

 

それはさて置きこの東の違いが飛行機の航路を決めており、直線距離的にはニューヨークに行くには実は北極圏を通ったほうが太平洋を通るよりも近いのです。

何故なら緯度35.7度の線は思った以上に長く、緯度が高くなればなるほど緯度の周囲の長さは短くなっていくので北を通ったほうが近くなるからです。

しかし、実際には太平洋を通ったコースを進んでおり、最短距離を通っているわけではありません。

何故なら北緯、または南緯30~60度の地域には偏西風と呼ばれる強力な西風が吹いており、偏西風の流れに乗ったほうが効率が良いからです。

たがたが風のように思いますが偏西風の力は思った以上に強く、時速360 kmもあるため飛行機の航路に大きな影響を及ぼし、行きと帰りでは1時間以上の時間差ができるわけです。 

 

詳しくは分かりませんが行きは偏西風の流れに乗って帰りは北極圏を通って偏西風の影響を受けないようにすれば効率が良さそうですが...

 

 

これより、もし世界一周旅行をしたいならば東の方角から向かったほうが時間的にもコスト的にも良いです。

一見西のほうが陸続きとなっており、西側から言ったほうが良さそうですがそのようにすると年単位の世界旅行になりそうなのでそれほど大掛かりな世界旅行(車や船を用いる)にしたくないならば当然飛行機を用いることとなり、飛行機を用いた場合は偏西風を利用したいので東に行ったほうが得になります。