DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

カラスの知能は○○以上! 動物はどれぐらい頭が良いのか...

人間以外の動物の知能は低いように見えるが実際には意外なほどあり、犬や猫などの哺乳類は一般的に高いと言われています。

そして、今回は動物の知力について書いていきたいと思います。

 

 

1. 動物の知能

動物と言えども様々な種類が存在しており、昆虫から哺乳類までありとあらゆる生物がいます。

当然ではあるが昆虫には知能があるかどうかは疑わしく、懐かないどころか機械的に動いているようにも見えます。

しかし、脊椎動物以上ともなると知性を感じさせるものがあります。

確かに魚類,両生類,爬虫類には知性と言う物を感じるかと言うととても感じるようには見えませんが実は最近の研究ではワニが罠を用いて狩りをするという事例が確認されており、さらにコスタリカではワニが懐いたという事例があります。

 

ワニと言うと他の動物を襲っているだけであり、知能と言う物を感じることはあまり無いですがワニは爬虫類の中ではかなり高度な生物であり(心臓が二心房二心室になっているなど)、更に先ほど書いたコスタリカでの事例ではワニを助けた漁師がワニと一緒に泳いでも襲われることなど一回もなかったのでワニにも知性と言う物がある可能性があります。

まあ、これは一部のワニがそうなのであり、全体がそのような感じになってるようには見えないが...

 

まあ、これでは抽象的すぎるので次からは恒温動物についてだけ書いていきたいと思います。

 

 

 

2. 脳化指数

脳化指数とは脳の重量が体重に対してどれぐらいあるかを示した値であり、

脳の重量体重の3分の2乗で割った値に係数をかけた

数値のことであります。

 

そして、この値が大きいほど脳の割合が体重に対して大きい、つまり知力が高いとされます。

では、具体的な例を挙げると...

イルカ : 0.64

チンパンジー : 0.30

ゾウ : 0.22

カラス : 0.16

犬 : 0.14

猫 : 0.12

馬 : 0.10

牛 : 0.06

ブタ : 0.05

ハト : 0.04

となります。

 

これよりイルカの知力は飛びぬけて高く、チンパンジーすら圧倒する数値を示しています。

また、体重の重い象も相当高く犬や猫の知力を軽く驚愕しています。

 

しかし、それ以上に驚きなのは鳥類であるカラスの脳化指数が0.16もあることであり、この数値は犬や猫の数値を若干ではあるものの上回っており、カラスが頭が良いと言われている理由が分かります。

実際にカラスは前の記事でも書いたように自動販売機で買い物をする、いじめられたことを覚えており数日後(場合によっては数か月後)に復讐に来る等のもはや鳥類の範疇に収まらないほどの能力を持っており、実際に鳥類一の知力を持っています。

 

そして、犬と猫を比較した時の脳化指数は犬のほうが若干ではあるものの高く、犬の頭の良さがうかがえます。

まあ、犬の頭が良いだけであり猫の頭は決して悪くは無く、馬よりかは脳化指数は高いので猫も知力は十分高いと取れます。

 

ちなみに人間の脳化指数は0.89と他の動物を圧倒しています。

 

 

 

3. 脳の重さ

ここまでは脳と体重の質量比について話し、実際にこの数値が知能を決定する上でかなり重要となっているが実際の脳の重さについて書いていきたいと思います。

言うまでも無いが生物は体重が増えるほど脳の重量も増していき、象レベルともなると

人間の脳の重量を超えてきます。

 

そして、象の脳の平均重量はと言うと4.4 kgほどであり、人間(1.375 kg)の3倍以上もあります。

まあ、象の体重は数トンレベルであるので体重と比較すると相当軽いように見えなくも無いが...

しかし、これでも全生物中ではトップクラスであることは間違いなく、脳化指数でも書いたように象の知力は最高レベルです。

 

ちなみに他の生物で人間以上の脳の重量を持つ生物は鯨類程度であり、マッコウクジラが8 kg、シロナガスクジラが5.7 kg、ゴンドウクジラが3.5 kg、ハンドウイルカが1.5 kgであります。

 

では、牛や馬ではどうかと言うと馬は510 g、牛は480 gと意外にも1 kgを軽く下回っており、この重量はゴリラやチンパンジーと大差はありません。

 

 

ここで脳の重量は生物学的に近い生物は似ている可能性があると考えられそうですが実際には異なります。

確かに霊長類の脳の重量は体重に対してかなり大きいがクジラ類(実はウシ目に属しており牛と比較的生物学的には近い)の脳化指数は人間を除いた霊長類の中に紛れ込もほど高いです。

しかし、他のウシ目(牛や豚)の脳化指数はクジラ類と比較してもお世辞には高いとも言えず、ネコ目(犬や猫)と比較しても低いです。

 

つまり、知能はある程度は関連性があるものの生物学的に近い(目単位)からと言って似たような値が出るわけではなく、環境に依存している可能性も考えられます。

 

ちなみに鳥類は恐竜から進化しており、当然ではあるがカラスも恐竜から進化しているが恐竜の脳の重さはとんでもなく軽く、数十トン級の恐竜の脳でも人間の脳の重量よりも軽いと考えられています。

まあ、頭の良い恐竜もいたようですが...