DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

恐怖の猛毒生物 イモガイ編

この世の中にはとんでもない猛毒を持った生物が数多くいます。

代表的な例としては蛇がおり、世界中には様々な毒蛇が生息しており、日本にも毒蛇はいます。

そして、毒蛇による死亡事故は相当なものであり、人間を殺傷した生物の第3位に蛇が入っているほどです。

しかし、世の中には意外な生物が猛毒を持っていることもあり、今回紹介するイモガイという貝も超強烈な毒を持っています。

たがたが貝? いいえ、ただの貝ではなく非常に恐ろしい貝であり、普通のものとは別格として見たほうが良いです。

 

1. イモガイとは?

イモガイは名前の通り、芋のような姿をした貝であり生物学的には動物界軟体動物門腹足網イモガイ科イモガイ属に分類され、約500種類ものイモガイが世界中にはいます。

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CONCHA MUSZLE W KOLEKCJI JACKA GLANCA より引用

URL : http://muszle.concha.pl/internetowy-klub-milosnikow-muszli-pasjonaci/mariusz-roszczynski-polska-warszawa/

 

このようにイモガイと言っても様々な種類が折り、上の画像を見る限りだと非常に大きいものから小さいものまで、また様々な模様があるためにコレクターも数多くいるほどです。

イモガイと言う名前に反して外見はかなり良いように見えますが当然そんなに世の中は甘くなく、冒頭にも書いたように非常に強烈な毒を持っています。

 

そして、イモガイは大きく3種類に分けられ、

  • 虫食性
  • 貝食性
  • 魚食性

となっています。

魚食性!?

貝が魚を食べるのですか!

 

実はイモガイの中には魚を主食とする種類もおり、このイモガイが最凶最悪の毒を有しているのです。強さ的には魚食性>貝食性>虫食性の順であり、一番弱い虫食性でも相当な毒性があり、貝食性以上ともなると死に至るほどの毒のものも出てきて、魚食性ともなると相当な速度で死に至るほどとなります。

 

初めに虫食性のものについて書いていきますがこの種類のイモガイはゴカイ(誤解でも五回でもなく釣りの餌によく用いられるミミズみたいな虫のこと)を主食とし、イモガイの中では最も安全でかつ最も種類が多いです。

この種類の毒では死に至ることは無いもののやはり危険であることには変わりなく、ゴカイで釣りをしていたらこの貝が釣れた!

なんてことがあったら大変です。

まあ、貝が釣り糸にかかることなど絶対にないと思うのでそのことに関しては特に問題は無いと思います。

 

次に貝食性のものについて解説をします。貝食という時点で気づくと思いますがこの種類のものは貝であるくせに貝を食べるというトンデモな種であり、他の種類のイモガイをも捕食してしまう種類もいます。要するに共食い種...

まあ、キングコブラも蛇のくせに蛇を食べるからこのような現象は自然界では数多く見られ、別に珍しいわけではないが...

では、毒性はと言いますと虫食性のものよりも当然ではあるが強く、ここら辺から死亡事故につながることがあります。

当然共食いイモガイにも警戒しなければならないが最後に紹介する魚食性のものに比べれば...

 

 

 

2. 最強であり、最恐でもあるイモガイ

真に恐ろしいイモガイは魚食性のものであり、この種類のイモガイは貝のくせに魚を捕食するとてつもなく恐ろしいタイプです。

魚食性のこの貝は毒針を発射するタイプであり、約24時間で毒針を生成し、乱射はできないものの威力は異常なほど強いです。

どれほどの威力かと言いますと対象(魚)を即死させるほどの威力であり、更に脊椎動物を攻撃するのに適した毒であるため死亡事故を軽々と起こし、強力なものだと非常に短時間に効力が発生します。

更に恐ろしいことにこの毒に対しての血清は無いためもし刺されたら自然治癒に任せるしか手段が無く、毒に負けてしまうと...

まあ、恐ろしいことになります。

 

ちなみにイモガイは熱帯地方に生息している貝で日本でも南のほうに生息しており、存在に気付かずにうっかり海に入ってしまい...

イモガイに刺されてしまうこともあります。

今は南のほうにしか生息はしていないが地球温暖化が進むと当然ではあるが北に生息域を広げ、東京湾にもイモガイが現れる可能性も十分考えられます。

そうなると海で泳げなくなるかイモガイに刺される可能性も出てきます。

地球温暖化はこういう所でも猛威を振るっているのか...

 

このように書くと魚食性のイモガイの脅威に怯えなければならないように見えますがイモガイにも意外な天敵がいます。

それはカニであり、硬い甲羅はイモガイの毒針を一切通さず一方的にイモガイは捕食されます。

つまり、カニさえいれば海の平和は守られるということか...

しかし、カニばかり増えても海に入りたく無くなる上に生態系も崩れてしまうが...

 

まあ、カニに頼る方法は良くないのでイモガイ対策を自力で考えるとなると...

イモガイによる事故が起こる原因は先ほど書いたようにイモガイは外見がきれいなのでうっかり拾って刺されるパターンが多いため、きれいな貝(上の画像)を見ても触らないようにし、海にもし入る場合はサンダルなどで防御するようにしましょう。

 

 

 

ちなみにイモガイは危険な生物ランキングで1位になったことがあるほどの生物であり、サメなんかよりも圧倒的に危険であることが分かります。

実際に恐ろしい生物は有毒生物であるし...

このように海の中には有毒生物が数多くいるので海で泳ぐ場合は十分気を付けましょう。