DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

血管の長さの合計は~km! 実はとんでもなく長かった

結構前に血液についての記事を書きましたが今度は血管についての記事を書きたいと思います。

まあ、血管の機能では無くて単純な長さについてですが...

 

 

1. 血管の太さ

血管には様々な太さのものがあり、一番太いものは心臓に直結している大動脈です。

その太さは3センチメートルと相当太く、心臓の大きさが拳程度なのでその太さが分かります。

そして、最も太い大動脈からかなりの動脈が分岐しており、その太さは0.5~1ミリメートルほどであります。

この動脈からは更に細動脈と呼ばれる血管に分岐しており、太さは0.3ミリメートル以下となります。

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太さ的にはこんな感じであり、いかに大動脈が太いかということが分かりますね。

 

ちなみに最も細く、数が多い欠陥は毛細血管であり、8~20 ㎛程度の太さしかなく、赤血球がやっとの思いで通れるぐらいであります。

大動脈との差は相当なものであり、1,500~3,750倍の違いがあります。

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ちなみに血管は大きく分けて静脈、動脈、毛細血管の3種類があり、動く順番は

「心臓→動脈→毛細血管→静脈→心臓」の順になっております。

まあ、大体毛細血管が占めていますが...

 

これから想像ができるように毛細血管は膨大な数があり、その合計の長さも相当なものになっていると推測ができます。

しかもその長さは想像を絶するほどに...

 

 

 

2. 血管の長さの総和

 血管は大半が毛細血管が占めており、毛細血管の長さは全血管の95%も占めています。

では、血管の長さの総和はどれほどのものなのでしょうか?

1. 東京-熱海間

2. 地球の直径程度

3. 地球1周の2.5倍ほど

 

正解は...

 

 

3の地球1周の2.5倍ほどです

 

つまり、血管の長さの総和は地球1周の2.5倍、即ち10万キロにもおよびます。

信じられないことのように見えますが毛細血管の量はそれほど多く、体の隅々まであり、その長さを全て合わせるとそれほど長くなってしまうのです。

先ほど毛細血管は全血管の長さの95%を占めていると書きましたがこれを長さに換算すると9.5万キロにも及びます。

要するに動脈と静脈の長さの和も5,000キロになるということに...

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 少し見ずらいが左下の赤い線が血管の長さです。

 

このように想像を絶するほどの長さの欠陥が体内には存在しており、この中を20兆個もの赤血球が巡り続けているのです。

 

では、世界の総人口の血管の長さを足すとどれぐらいになるのでしょうか?

世界の人口は2011年の時点で70億、2015年で73億なので2017年の人口は74億と仮定しましょう。

10万キロに74億をかけると740兆キロメートルになります。

ここまでくると光年単位となり、光年に換算すると78.2光年になります。

78.2光年は太陽-レグルス間(79.3光年)よりも若干短いぐらいで人類全員の血管の長さは他の恒星にも行けるほどの長さになります。太さは最大でも3㎝ですが...

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ちなみにレグルスとはしし座α星のことであり、地球からの明るさは1.35等で全天で21番目に明るい星です。

 

今後は更に人口が増えるので100光年を超える日もそう遠くはないと思います。

ちなみに100光年に必要な人口は94.6億人です。

 

このように血管の長さは非常に長く、1人の長さでも10万キロとなるので14人集まれば太陽の直径分、1,000人集まればカノープスの直径分、1,496人集まれば地球-太陽間、

更に9,460万人集まれば1光年にも達します。

 

要するに日本の人口だけでも1.34光年に達してしまうのです。

日本だけでも1光年を超えてしまうなんて...

 

ちなみに78.2光年という距離は太陽の光が肉眼では見えなくなるほどの距離であり、

全人類の血管の長さの総和>太陽の光の限界距離ということになります。

ちりも積もれば山になるとは正にこのことだ...