DS930810のブログ

主に役に立つような雑学を解説する形で書いていきたいと思います

本当に熱いのは青色? では何故赤が熱い色として認識されているのか?

天気予報の気温を表示するときには温度が低いところを青、高いところを赤で表示するように世間一般的には赤は熱い色、青は低い色として認識されています。

でも実際には逆で青が熱く、赤が寒い色なのです。

では、何故そのようになったかを考えていきたいです。

 

1. 赤は火の色のイメージだが...

世間一般的には火の色は赤であるので赤色は熱いイメージがあります。

しかし、実際には赤は最も寒い色なのです。

火の色だから熱いじゃん...と思いますが実はこれには大きな罠があり、皆さんがよく目にする火は最も温度が低いがゆえに観測されやすいのです。

f:id:DS930810:20170811225907j:plain

常温の物体は光を放っていませんが赤外線は放っています。赤外線とは可視光よりもエネルギーが低く、温度を持っている物質ならどんなものでも放っています。

では、物体の温度を上げていくとどうなるのでしょうか?

温度を上げていくと物体はやがて可視光を放つようになり、最も低温で放つ可視光こそ赤色なのです。

そして温度を上げていくと黄色、やがては青色の光を放つようになります。

普段はそこまで温度を上げることは無いため最も低温の赤色の炎を見る機会が必然的に多くなります。

つまり、実際には赤色の炎は低温だからこそ観測しやすく、炎の色として認識されやすいのです。

しかも可視光を放つほどの温度ともなると相当高温となるため、赤色は熱いと誤解されやすくなるのです。

黄色や青色の炎は非常に高温であるがゆえに認識されないというのが赤色が熱いというイメージを助長させているとも言えます。

 

また、上で可視光と書きましたが光の正体は電磁波であり、この時波長と言う単位を用います。波長はエネルギーの大きさに反比例するため波長が短いほどエネルギーは大きくなります。

可視光の波長は380~760 nmであり、この範囲の電磁波のことを光と呼びます。

先ほど赤外線と書きましたが赤外線とは赤色の光よりも波長の長い電磁波、つまりエネルギーが可視光よりも弱い電磁波のことであるので赤線と呼ばれています。当然可視光ではないので肉眼で観測することはできないです。また、誤解されやすいが赤外線とは赤い光のことではありません

英語では「Infrared」と言いますがInfraとは「~の下に」と言う意味であり、波長が長いほどエネルギーが小さいのでエネルギー的に弱いと言う意味でこのような名称となっています。

また、赤外線と対照的な電磁波としては紫外線が挙げられ、これは最も波長の短い可視光である紫色(青色?)よりも波長が短い、つまりエネルギーが大きい電磁波のことを指します。

ちなみに英語では「Ultraviolet」と呼ばれています。UltraとはInfraとは対照的に「~を超えて」の意味を持ち、紫色の可視光よりもエネルギーが大きいがゆえにこのような名称なのです。

まあ、UltraはInfraとは違い、超級みたいな意味で頻繁に使われているが...

 

とまあ、電磁波の話が中心になってしまったが赤色は低温が故に観測されやすいため炎の色、即ち熱い色として認識されやすいのです。

 

 

 

2. 何故,青は冷たいイメージがあるのか?

先ほども書いた通り、光の波長は380~760nmであり、この範囲の電磁波は肉眼で観測されます。

当然太陽の光もこの範囲に入っておりますが太陽の光は白いように見えますが、何故白いかと言いますといろいろな色の光が混じっており、光と言うのは色が混じると白く見えるからです。

逆に絵具は色を混ぜまくるとだんだんと黒く見えるようになります。まあ、個人的な意見では黒と言うよりもなんか黒とも言えないような汚い色に見えますが...

 

それはさておき太陽の光は海にも当然届きます。

実は青色以外の光は海に吸収される性質を持っており、青色の光だけが散乱されるがゆえに海の色は青色のように見えます。当然海の色が青色なのではなく海の水は透明であり、青色なのは太陽の光なのです。

f:id:DS930810:20170811234756j:plain

つまり、海が青と言うのは誤りであり、海の色は透明なのですが太陽のせいで海は青色と言うイメージが定着しているのです。

 

海以外でも物に色があるのは光の反射が原因であり、良く反射する色こそがその物の色を決定づけており、他の色は吸収しているのです。

言い換えると物の色は拒絶している光の色ともとらえることができます。嫌いな色が自分を決定づけているなんて...

 

とまあ、このような感じで海は青色に見えますが海と言うのは冷たいイメージがあり、そのことが原因で青は冷たい色と認識されていると考えられます。

実際には拒絶された色にもかかわらず...

 

 

 

このように理由は大きく異なるが赤色が熱い色、青色が冷たい色と認識されているのはいずれも電磁波によるものであることが分かります。

まあ、赤は低温の物質が実際に放っている色、青は光の反射の色に起因しているが...

 

つまり、色のイメージは電磁波により決められていると言うことです。電磁波は重要だ...