DS930810のブログ

筆者は自然や自然現象に関心が相当あるので自然に関する記事(天文, 地理, 生物)を書いていきたいと思います。かつては1日2記事を適当な時間に投稿していましたが今のところは午後6時に1記事投稿する形にしています。

実はいて座にも北斗七星のような並びがある 名前は当然...

北斗七星は有名であり、おおぐま座に属しています。そして、2等星が6つと3等星が1つ含まれています。

実はいて座にも似たような形の南斗六星があります。

では、順を追って説明していきたいと思います。

 

1. 北斗七星

北斗七星は北天に見え、ほぼ一年中見ることが可能です。

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参照 : Interesting Facts About Ursa Major

URL : http://www.astronomytrek.com/step-6-interesting-facts-about-ursa-major-1/

 

これらの星は明るい星が多く、3つの星は北極星よりも明るいです。

では、上記の星の明るさを書いていきます。

α Dubhe 1.79

β Merak 2.34

γ Phecda 2.44

δ Megrez 3.31

ε Alioth 1.77

ζ Mizar 2.23

η Alkaid 1.86

Polaris(北極星) 1.97

とまあ、ドゥーベ、アリオト、アルカイドの3つの恒星は北極星よりも明るいです。

ちなみに一番明るい星はε星のアリオトでα星のドゥーベよりも若干でありますが明るいです。

また、この星はおおぐま座の中でも一番明るい星であり、更に一年中沈まない星の中では全天最輝星であります←さりげなくすごい星だ。

 

また、北斗七星の星は全体的に表面温度が高めであり、ドゥーベ以外は青白く見えます。

 

では、これらの星の実際の明るさはどれぐらいでしょうか?

絶対等級で書くと

α Dubhe -1.07

β Merak 0.40

γ Phecda 0.38

δ Megrez 1.36

ε Alioth -0.25

ζ Mizar 0.13

η Alkaid -0.66

一番明るい星はドゥーベであり、絶対等級はマイナス1等を超えています。

また、絶対等級がマイナスの星は地球から見ても明るく、北斗七星の星々は大体似たような位置にあることがうかがえます。

実際にそうであり、ドゥーベとアルカイドが若干遠いだけであり、他の星は大体80~90光年ほどの距離に存在しています。

特にメラクとフェクダはかなり星としても似ており、共に太陽の60倍程度の明るさです。この明るさはベガよりも若干明るく、かんむり座α星と酷似しています。

まあ、メラク、フェクダ、かんむり座α星は三つ子とも言え、また、かんむり座α星は75光年と距離も似ています。

また、ミザールは二重星としても有名であり、暗いほうをアルコルと呼び、この星はアルタイルに似ている天体です。

ちなみに一番暗いメグレズはシリウス程度の恒星であり、北斗七星中で最も観測しにくく、おおぐま座の恒星の中で7番目に明るくありません

7番目はψ星であり、名前も無く、有名な星ではありません。

 

また、η星のアルカイドは表面温度が非常に高い若い星であり、近辺の星の中では群抜きで表面温度が高いです。南斗六星のあの星が来るまでは...

 

また、これらの星は関係性があるかと言うと非常にありα(ドゥーベ)とη(アルカイド)以外同じ星団で生まれています

つまり、β~ζ星は兄弟とも言えます。寿命は一番明るいε(アリオト)が先に迎えますが...

 

ちなみにη星だけは年がら年中見えるわけではありません。

 

とまあ、北斗七星の説明は軽く終わったので次は南斗六星に行きたいと思います。

 

 

 

2. 南斗六星

南斗六星はいて座に存在する北斗七星に似た形をしたアステリズムです。

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ニコニコ大百科から参照しました

 

南斗六星は北斗七星よりも暗く、また星の数も6つと若干少ないです。

暗いと書いた通り、2等星が1つ3等星が4つ、4等星が1つで構成されています。

また、北斗七星と異なりかなり地味であり北斗七星のギリシャ文字は意図的につけられたが南斗六星はバラバラです。

ギリシャ文字はζ, τ, σ, φ, λ, μです。

では明るさを書いていきたいと思います。

ζ Ascella 2.60

τ Sgr 3.32

σ Nunki 2.05

φ Nanto 3.17

λ Kaus Borealis 2.82

μ Sgr 3.84

これから見るに北斗七星と比較してもかなり暗く、2等星はシグマ星のヌンキしかありません。

この星はいて座の中で二番目に明るいにも関わらず、何故か18番目のギリシャ文字σがついています。この点はさそり座λシャウラと共に謎です。

また、ヌンキは先ほどアルカイドの所で書いた南斗六星のあの星のことであり、アルカイドをも上回る表面温度を持っています。当然ながらこの星よりも近い星でこの星以上の温度の星は存在しませんが少し離れてところにあるスピカやベラトリックスにすぐ抜かされます。

ちなみに228光年も離れており、北斗七星の星と比較しても非常に遠く、実際の明るさも北斗七星の星々を軽くしのいでいます。

ちなみに絶対等級にするとマイナス2.17等もあります。

 

では、他の星の絶対等級はどれぐらいでしょうか?

ζ Ascella 0.40

τ Sgr 0.46

σ Nunki -2.17

φ Nanto -1.16

λ Kaus Borealis 0.92

μ Sgr -6.60

何と、いて座μ星の絶対等級はマイナス6.6等もあります!

当然この明るさは銀河系全体で見てもトップクラスであり、リゲル級の明るさです。

距離も相当遠く、4,000光年ほど離れています。

 

けれども他の星の明るさはヌンキを除いてそこまで明るくなく、北斗七星の星々と大差はありません。また、これらの星は全く関係ない星であり、距離もバラバラで北斗七星と比較しても統一性がありません。

単純に地球から見て似たようなところに見えているだけです。

 

ちなみにμ星は非常に遠いと書きましたが実はこの中で地球に大接近した星があります。

それはζ星アスケラであり、何と8光年とシリウスくらいまで近づいたことがあります。

その時、この星は全天最輝星となりました。

まあ、今は89光年と結構離れてしまいましたが...

 

 

 

以上より南斗六星もありますが北斗七星と違いあまり統一性もなく、有名とも言えません。ただし、いて座と言う有名な星座にあるので見る価値はあると思います。

 

ちなみに北斗七星があるおおぐま座と南斗六星のあるいて座は共にε星が最輝星です。

あとペガスス座もε星が最輝星の模様です。